アーボリカルチャー

 欧米を発祥とした樹木管理の理念、方法(アーボリカルチャー)に基づき、単に伐るだけではなく、その木の生育状況、環境、土壌や全てを考慮し樹木管理いたします。

 

今までは、重機が入れない場所や、一番下の枝まで梯子が届かない大木の管理は困難で、特に個人所有の大木は伐るより残す方が難しい状況でした。

アーボリカルチャーの技術を導入することにより、ロッククライミングのようにロープを使って木を登り降りし、手動のウィンチや様々な専用の道具を駆使し数百キロの幹や枝も安全に下ろすことが可能になりました。

 

倒木の危険性のある大木は、安全のために伐採せざるを得ませんが、反面その大木を伐ると良い景観が失われてしまうということにもなります。そのような場合も、上記の技術により単に伐採するだけでなく、危険性を取り除きつつ、その樹木と景観を守ることができるのです。

 

アーボリカルチャーの理念、技術、また、日本の植木屋としての樹木を大切にする心、美意識、誇りを持ち、近隣住人の方々にその木のことを好きになってもらえるよう管理していきたいと思います。

 

 


日本最大級の原生的な照葉樹林